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作業手順を画像にしてしまえば、日本語化は意外とカンタンなのです。

 

前回は、文字の羅列で「about:config」について説明しましたが、あれで説明が十分とはどうやっても考えられません。その理由は「一体、どこに文字を打ち込むとこうなるの?」が判らないでしょう。もっとも、文章だけでやってのけた人は、余程コンピューターにかじり付いている方としか、思い当たらないのです。

ということで、1からちゃんと説明しますので、なんとなぁくその通りにやってみて下さい。ええ、本当になんとなくで良いのです。実は、「about:config」つまり「環境設定について」だけでなく、もし同じように「about:add-ons」と打ち込むと、普通に「アドオンマネージャー」が開きます。直訳で「アドオンについて」ですから、十分に的を得てます。それどころか「about:blank」と打ち込めば、新しい空欄のタブが開きます。また、「about:home」と打ち込めば、インストールした時の一番最初のページが、「about:mozilla」と打ち込めば…それは打ち込んだ後のお楽しみです。

「about:***」になるものは、「***について」の記述でしかありません。そう深く考えないで下さい。

では、それを前提としてmozillaブラウザを、実際に日本語化してみます。使ったブラウザーはFirefox(Nightly x64)です。重要な部分は赤線を引いてあります。

(1)アドレスバー(ナビゲーションバー)に、「about:config」と打ち込みます。

こんなに文字列が出まくったら何をすればいいのか、皆目見当がつきません。そこで、

(2)「general.useragent.local」と Search: に打ち込みます。もちろん、コピペでもOKです。

すると、あんなにあった文字列から、必要な項目だけが表示されました。

(3)出てきた項目をダブルクリック(もしくはタップ)します。

今回は、日本語パックを入れたので、「ja-JP」と打ち込みます。画像にすると説明がカンタンで有難いです。

(4)打ち込んだら、Enterを打ち込んで下さい。訂正が効くものなのでそこまで心配しなくても大丈夫です。

赤線の部分がちゃんと変更されていたら、第1ミッション完了です。これが出来れば、次のミッションが凄くラクです。

(5)次は、サーチバーに「intl.accept_language」と打ち込みます。手順は第1ミッションと殆ど差がありません。

これも、図のとおりにやっていけば、何も困りません。もちろん訂正も可能なので焦らないで下さい。

(6)打ち込み終わったらブラウザーを再起動して、メニューが日本語になっていれば完成です。

仮に、言語パックを入れ忘れていたり、cofigを書き間違えてエラーが出てブラウザーが起動出来無くなったら、「Shift」キーを押しながら再度起動すれば「セーフモード」で立ちあがります。その隙にちょちょいと直してしまえばいいのです。ね、本当に間違えてもやり直しが効くでしょ?

さて、ちょっと上級者の為のマメ知識。もしNightly(Firefoxのx64版)の最新版を使っている方は、マイナーアップで言語パックがアドオンエラーを起こすことがあります。実際に、Nightly Ver.30.0a1は、常に最新版を保っていたら、言語パックの入れなおしが2/7~3/16の間に4回必要でした。対処法は至ってカンタンで、http://ftp.mozilla.org/内のNightlyチャンネル(central)からMozillaでないブラウザーを用いて(バージョンが同じブラウザーは存在しないので、誤作動は起こしませんが念の為にIEあたりで…)最新の言語パックをダウンロードして、セーフモードで動いているNighlyにドラッグ&ドロップをしてインストール。再起動すれば普通に立ちあがりますので、何もアンインストールする必要はありませんから、慣れた(そもそもα版に慣れがあるのかどうかは疑問だが…)環境でサクサクとネットブラウジングが可能になります。

更にMozillaサーバーの中身の構成が判っている猛者であり、セーフモードでも最新の日本語パックに辿り着ける方は、直接当該ブラウザーを使って見つけ出して適応させる事も可能です。もっとも…そこまで出来る人でしたら、このWebページそのものが「釈迦に説法」そのものでしょう。

ところで…もしエラーで立ち上がらなかったり、途中で勝手にブラウザーが落ちたるすることは、長々と使っていれば少なくても2~3回は体験するでしょう。実は、この時に「クラッシュレポート」として、mozilla側に情報が送信されます。暗号化されているので、途中でチラミをしてパスワードやクレジットカードの番号が盗まれる、何てことはありませんが、どのような環境(OSなど)で動いているのか、CPU等のIDやチップセットの種類は何か?など、なかなかボリュームのあるデータはmozilla側に渡ります。もちろん、エラーを特定してバグフィックスに役立てるものなのですが、何らかの事情があって教えたくない方もいるかもしれません。実はこれもconfigに入っています。

例えば、濃い青で反転表示されている部分がまさにそれに該当します。セキュア・サーバーであることはURLを見れば一発で判りますから、安全といえば安全ですが…これを空欄にするか、「null」でも当てておくか、という方法も考えられます。しかし…それでは自分の困っていることに対しては何も解決されないかもしれません。また、「万人に善者の報告」を求めるつもりもありません。あくまでも「例えばこんな例もあるよ」と考えて頂ければ結構です。

確かに、mozillaの開発陣にとっては、色々な意味で有為な情報だらけなので、考えてしまう方もいるでしょうが…、そのかわりちゃんと見返りも用意されているよ、な例を挙げます。

私達は、上記のようにCanon PIXUS iP2700ユーザーで、色々と美味しい部分を享受していますが、通常は設定しにくいようなものもconfigの書き換えで更に美味しく使っています。さしあたってカンタンなところだけ抜粋して説明しますが…

通常は、この項目はfalseがデフォルトです。読める文字だけ抜き出すのであれば、何もいじる必要はありませんが、ページの色や文字の体裁を確認したい時には(インクは多く消耗するものの)trueにすることはある程度のメリットに繋がります。ポストスクリプトプリンターではないので、無理にフォントをダウンロードしなくても良いのですが、文字のキレイさが売りのプリンターなので、運良くフォントがダウンロードされれば単なるBMPの転送ではなく、文字として印字します。なめらかな文字を格安で、しかもカラーもコスト節約に貢献出来るのですから、ほんのブラウザー1つをとっても、どれだけ環境設定が大事なのかは判って頂けたでしょう。

差し当たって、一番最初にぶつかるであろう壁については、大体ここまでで説明が終わりました。

次回からは、本来複数起動をすることが出来ないmozillaブラウザーを、上手に同居する為の方法を説明していきます。

 

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