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そもそも、何故Mozillaが産まれたか?

 

先ず、現行で動いている大半のWEBブラウザーは、1994年に産まれたNetscape Navigatorに端を発する兄弟のようなものです。その証拠に、余程の独自のタグを使わない限りは、HTMLやCSSで同じような表示をします。つまり、「メジャーなタグが揃っていることが最低条件」なのです。

さて、そのNetscape Navigatorは当初は「Mozilla」の名称でリリースする予定だったのですが、マーケティングの関係で「Netscape」になりました。実は、この時点で「Mozilla」は存在していたことになります。現にコードネームは「Mozilla」のままでした。

こうなると、どっちが親でどっちが子供か?が判らなくなってしまいますが、「Netscape」がリリースを辞めた時点で、「Mozilla」の名称でこの先開発を続けることになる。何故そんなことになってしまったかと言えば、Microsoftが「Internet Explorere」をOSにバンドルすることにより、さらなる進化を続けていったからなのです。

こうなっては、元々がシェアウェアであった「Netscape Navigator」がどうやっても敵う筈がありません。このシェア争奪を、ブラウザ戦争と呼びます。

そこで、「Mozilla」として、オープンソースで様々な派生ブラウザーが産まれることになりましたが、OSにバンドルするということは、事実上の「無償提供」になります。Windowsが広まれば、Internet Explorerが市場を寡占してしまうのは当然のことです。

しかし、フェアーかどうか以前に、Internet Explorerは「独占禁止法」と「景品表示法」に問われることになり、様々な裁判を続けた結果、他のブラウザーに対しての宣伝の機会を与え、消費者が好みなブラウザーを選択出来る時代がやってきました。

そして、如実に台頭してきたものがFirefoxをメインとする「Mozilla」と、Google Chromeをメインとする「Webkit」となりました。

さて、このままでは3者が混戦を繰り広げるうちに、PC市場では結局Internet Explorerが「標準」とされてしまったのですが、文明の利器とは恐ろしい物で、スマートフォンやタブレット端末では、「機能は多いかもしれないけど、重いしシステムに介入しすぎる」という理由で、Internet Explorerは敬遠されるようになってきました。

そして、スマートフォンやタブレット端末に慣れたユーザーは、PCでも同様な動作を求めた結果、事実上の「Webkit」と「Mozilla」の対立の構図へと変遷していきました。その流れは、今現在でも続いているとしても過言ではないでしょう。

まだ、2014年初頭では、PCではInternet Explorerの利用は多いようですが(他のブラウザーをインストールして動作が重たくなるのを敬遠する、という意味もあるが…)、もし最高の両者の親和性を考えたら、現時点では「Mozilla」になるのかなぁ?といった感じです。

「Webkit」は、バージョンや機能を見ている限りでは、PCユーザーを見放した感もありますが(故に、スマートフォンやタブレット端末での利用率は異様に高い)、既にユーザーが求めているものは、変わってしまったのかもしれませんね。

しかもアプリ次第では、好みのブラウザー(大抵がMozilla系)を有効利用出来るのですから、特化するのか?万能になるのか?はまだこれからの話です。

私がどちらを望んでいるのかは…この文章を読む以前に、サブドメイン名で判っちゃいますよね(笑)?

 

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